タイのホテル会社エラワン・グループは、2026年4〜6月期に18億2,800万バーツの総収入を上げた。前年同期より7,400万バーツ増えた収入のうち、6,700万バーツは営業費用の増加に吸収された。さらに新規ホテルや改装に伴う減価償却費などが2,500万バーツ増え、営業利益は7%減った。1

タイ国内の低価格ホテルは増収を支えている。宿泊需要を取り込みながら拠点を増やす同社では、収入の拡大と同時に、運営費と投資した設備の費用が重くなった。これが今回の営業減益の主因だ。

調整後の純利益は31%増えている。借入れにかかる費用の削減が、営業段階の減益を補った。国内と海外を含む同社の決算をたどると、ホテルの拡大がどこで売上を生み、どこで利益を圧迫するかが具体的に分かる。1